ドメインの不正を避ける
最初に一般的な(個人的にイメージする)ドメインについての話をさせて下さい。
- ドメインを大まかに二つに 分類1 して見ます。
初期ドメインと独自ドメイン
1.初期ドメイン
- ドメイン管理権限はサーバー管理側に在る
A) クラウドサーバーなど
- 初期ドメインは(一時的に)サーバー管理側から与えられる
B) 小規模のローカルサーバーなど
- 初期ドメインはユーザ自身が決める
a. 初期ドメインの localhost
- (サーバ―を構築する過程に拠りますが)一般的にデフォルトの設定で指定されることの多いドメインの一つ localhost は
- 192.168.0.1(:80) に指定される事が多い(様)です。これは初期値に過ぎないので、各デバイスのローカルエリア内でのIPアドレスが静的(=固定)で指定されていない場合(比較:ローカルIPを決める手法の一つで、DHCP機能がデフォルト指定されている場合、動的にローカルエリアIPが割り振られていると言う事)は違う場合が多い(例:192.168.1.1 など)ので、たまに注意した方が良いかも知れません。
- その他、最近流行りの メッシュWi-Fi や 中継機能 を利用している場合は、最低でも階層が二重に為っているので、初期の localhostに割り振られたIPアドレスが変わる場合が在ることを念頭にサーバーを構築してください。
b. デフォルト値以外の初期ドメインはユ-ザ-自身が決める
- サーバ-のデフォルト設定以外のドメインは各自が決める必要が在ります。
c. 一つの例を以下に示すと
- ブラウザへ以下のURLを入力した場合の初期アクセス先のディレクトリを「ル-ト」ディレクトリと呼び、サーバ-の環境設定値へ指定する必要が在ります。
- (重要な環境変数の値は「スタティック」且つ「グロ-バル」な役割を担えれば良いと思われます。所謂、定数って言うやつですね、例外とかは在りそうですけど?)
サ-バ- → サーバ-
- http:\\localhost\ecommerce
- http:\\localhost\info
クライアント → サーバ-
- http:\\fmv\ecommerce
- http:\\nec\info
- ここでのfmvやnecはWindowsの場合、コンピューター名が引用されます。予め[Windows標準の設定]でコンピュ-タ-名を(この例に沿わす場合は)fmvやnecへ変更して置く必要が在ります。
- 上記例はロ-カルエリア内でのアクセス先の話で「下段」の2行は、クライアントPCからサーバ-PC上の[root]\ecommerce、[root]\infoディレクトリへのアクセスを示しています
上記のディレクトリ配置に沿ったサブドメインを指定すると以下のように為ると思われますが、設定方法はサーバ-を構築する言語やシステムに拠って変わってくるのかなと思われるので(私のレベルでは)言及出来ないというのが本当の処です。「テメェ、ウェブで検索して調べろや!」と言う突っ込みが入っても、可笑しくないレベルの話でしょう・・・
- http:\\ecommerce.fmv
- http:\\info.nec
※この設定は必要性も低いことも在ると思われ、一般的では無いかもしれません。また以下の一般的なURL例と混同しないでください。
- http:\\fmv.com\ecommerce
- http:\\nec.com\info
- ↓
- http:\\ecommerce.fmv.com
- http:\\info.nec.com
d. その他の比較案
- http://192.168.0.1
- file://xxx.xxx.xxx.xxx
- ftp://xxx.xxx.xxx.xxx
- rtmp://xxx.xxx.xxx.xxx
- https://192.168.0.1
- file://xxx.xxx.xxx.xxx
- ftps://xxx.xxx.xxx.xxx
- rtmps://xxx.xxx.xxx.xxx
2.独自ドメイン
- 現在、私がレンタル中のサイトURLのドメイン指定は、敢えて一時的なリダイレクションにしています。また、Googleは昨年、ドメイン管理部門を外部企業へ委任した様です。そんな理由から、私がリース中の(独自)ドメインの管理企業はGoogleからSquarespace社へ移ったのです。
- 私がリースしているサーバ-運営企業はbluehost社(で必須のホスティング機能が在る中の一番安いスタンダ-ドタイプで15$位/月、税込で17$チョット/月)です。(独自)ドメイン管理企業はSquarespace社です。これ全部Google所有のサーバー上に有るみたいです。データ(ベース)エリアサーバーもドメイン・ネームサーバーも全てGoogle所有のサーバ-と思われます。bluehostもSquarespaceもGoogleのデータセンタ-を使っているんでしょうね。(補足ですが、前述内容には勘違いが在るかもしれません。と言うのは各企業のドメインネ-ムサーバ-が全てGoogleと言う理由が「使用するサーバ-全てがGoogle所有だw」の主だった根拠だからです。)
ライティング・メモ
- 私が年単位でリースしている ドメインは現在二つ。(独自)ドメインのリース料金はピンキリだが、結構安い。また同じ ドメイン をリースする場合でも、工夫次第(ドメインのリースを申請する時の企業を変える事)で、同じドメインでも、安くリース出来たりする。
- 「そう言う性格の物がドメインのイメ-ジだと踏まえて欲しいと言う個人的な、趣旨を、このポストは含みますが、初心者扱いされた印象を与えて、気分を害するだろう方に対しては、失礼致しましたと言っておく」ので許してほしい。
- 一般的には、自分がリースしているドメインを置いたサーバ-、即ちDNS(=ドメイン・ネーム・サーバー)の管理企業が、ドメインの管理企業となる。が、そうでない場合も良く在る。Squarespace社のサーバーはGoogleの所有だが、Squarespace社が使っているデータエリアはSquarespace社が管理権限を持っているだろう。更に自分がレンタル中のクラウドサーバーは、以前からbluehostで、これもGoogle所有のサーバーみたいだ。しかし、上記と同様の理由で、管理権限はbluehostに在る。
- 例えば、DNSを、Squarespace社からBluehost社へ移そうとしたら、DNSの移管手数料が1千円オーバーで発生する様だったw!これがドメインの「移管手数料」の一例。「サーバ-の所有者は同じだろうがよ!手数料取るのかよ、チッ!」と心の中で言ったとか、言わなかったとか。
以後の編集予定
- これらから、ポストの見出し 【 『ドメインの不正操作』を避けるには 】 と 【 『偶発的な事故・事件の”故意性”』を証明したい 】 と言う処へ繋げる…
- (課金かメンバ-シップに拠るフィルタ-を用いるかどうか?を検討中)
以下は脚注
- 此処では、所謂、初期ドメインと独自ドメインを個人又は企業担当者が設定する時の「移管作業について」が主だった話の趣旨と為る事から、其処の説明を解り易くする為に所有者の違いを分類根拠としているだけで、ドメインを機能的な役割から分類するならば、結局は同じと為る事から、其処の説明を注釈と言う形で補填させて頂きます。 ↩︎